亡き息子の友人の視線が背中を這い、浴室の湯気の中であずま樹の肌が微かに震える。何度も見知った筈の若い身体が、今日ばかりは違って見える。湯船から上がる際、ふと漏らした吐息が若者の耳朶に触れ、それが引き金となって――禁断の関係は、些細な仕草の積み重ねから始まる。濡れた浴衣の裾から覗く太ももに視線が釘付けになり、指が締め付けられるように絡み合う。年季の入った身体が、久しぶりの男子の感触に疼き出す瞬間がリアルすぎる。
押し倒された布団の上で、ぎこちなくも貪欲に若い肉体を求め始める手つきがたまらない。初めは遠慮がちに触れていた指先が、次第に力強くマ○コをこじ開け、ぬるっとした愛液にまみれていく。抵抗と誘惑の狭間で揺れる表情が、一気に女に戻る転換点が熱い。股間から滴り落ちるほど濡れそぼちながら「だめ…」と呟く唇を、若者が強引に咥え込む。理性と快楽の綱引きが、皺一つない身体と熟れた肉体のコントラストでより激しくなる。
ベッドで腰を振る度に、垂れ下がった乳房が淫らに揺れる。長年母親として押し殺してきた性が、一度の奔放で爆発する様は圧巻だ。若い肉棒を子宮の奥まで受け入れ、ぐちゅぐちゅと音を立てて締め上げる膣の切なさ。あずま樹の中に注がれる白濁の熱を、まるで亡き息子の分まで抱き締めるように貪り尽くす。愛情と後悔、快楽と罪悪感が入り混じった表情が、この作品の真骨頂と言える。
明け方の微かな光の中、肌を重ねたまま佇む二人の姿に胸が締め付けられる。夜が明けると全てが元に戻ることを知りながら、それでも触れ合う指先が離れない。枕に滲んだ涙の跡と、布団にこびりついた愛液の匂いが、一夜の過ちの深さを物語る。中年の女としての渇きと、母親としての後悔が交錯するラストシーンは、官能と哀愁が渾然一体となって心に残る。濡れた髪の毛が首筋に張り付く感触まで描写されたこの作品は、単なる背徳ものの域を超えている。