ホテルのドアが閉まる音と同時に、さりなの指先が真一のベルトを解き始める。ママ友会で見せる清楚な笑顔とは違う、蕩けた目尻が淫らに垂れ下がる。口紅がにじんだ唇が首筋を這い、唾液の痕が白いシャツに滲んでいく。知ってるはずの身体から湧き上がる雌臭に、理性が溶けて腰が前に突き出る。下着を剥がす指先が濡れていて、パンティーのゴムが太ももに食い込んだ跡がくっきり浮かんでいる。他人妻の秘所がむっつりと開く音に、男の喉が渇いた咳を漏らす。
中出しが許された瞬間、さりなの子宮口が熱く震えるのを感じる。普段はPTAの書類を握る指が、今はベッドシーツを鷲掴みにしたまま白くなる。不倫の緊張感が交わるたびに膣の襞が締まり、溢れる愛液が結合部から糸を引く。「奥まで…」と喘ぐ声は、小学校の送り迎えで聞くあの上品な抑揚ではない。腰を打ちつける度に乳房が乱れて跳ね、化粧が崩れた頬に汗が光る。他人の妻を犯す背徳感が、射精を何度も引き延ばしてしまう。
明け方のシャワールームで、さりなが跪いてしゃぶり直す。家庭では妻にさえ禁じている顔射を、ママ友の喉奥まで押し込むと、涙腺が緩んでアイラインが滲む。精液まみれのまぶたを瞑りながら、また挿入をせがむ指先が震えている。昼間は保護者会で見せる凛とした眉が、今は欲情でくしゃくしゃに歪む。何度も中出しした子宮がまだ疼いているらしく、腿の内側が痙攣しながらまた男を誘い込む。
帰宅前の車中で最後の抱擁を交わすと、さりなのストッキングが再び伝線する。昨夜の汗と体液が乾ききらない肌を、夫のものではない唇が嘗め回す。保育園の連絡帳に書くあの整った字跡とは違う乱れた息遣いが、窓ガラスを曇らせる。「また会おう」と囁く口元に、妻には決して見せない淫らな笑みが浮かぶ。スーツのポケットに忍ばせた下着が、今日も真一を家庭内別居の現実から逃がす。ママ友会で交わす目配せの度に、股間が昨夜の記憶で熱を帯びていく。