涙ぐみながらカメラに向かって笑う。このギャップが胸を締め付ける。弘中優の最後の撮影は、自らが育った街角で始まった。普段は愛嬌たっぷりにフェラチオをこなす唇が、幼少期の思い出を語るたび震え、ふと溢れた涙を袖で拭う仕草に、こっちまで喉が詰まる。なのにその直後、路地裏のベンチでスカートをまくった瞬間、マ○コはすでにびっしょり。悲しみと興奮が混ざり合った愛液がストッキングを伝い、か細い脚に光る。感情の揺れがそのまま性感に直結する女優はそういない。
自宅で撮影された挿入シーンは、どこまでも生々しい。布団の上で膝を抱えながら「ここで初めて自慰した」と打ち明ける声が、すぐ後に激しいピストンに消される。うつ伏せで突かれる背中は緊張でこわばり、ガクガク震える太ももからは、抵抗と快楽の狭間で狂うような喘ぎが漏れる。痛みと快感の境目が曖昧なほど、子宮の奥を抉られる感覚が伝わってきて、観ている側も膝が弱くなる。
キッチンでの背後位は絶品だ。流し台に手をついたまま振り向く頬には涙が光り、エプロン越しに掴まれた腰が情けなく揺れる。コンロの火がついたままなのに、ぐちゅぐちゅと粘つく結合音しか耳に入らないあたり、もう理性が崩壊している。中指でしごかれたクリトリスが思いっきり腫れ上がり、イキかけても止められない暴走ピストンで、最後は壁に手形がくっきり残るほど激しく絶頂する。日常空間が情事に染まる破壊力は格別だ。
風呂場でのラストシーンは、余韻が消えない。湯船で抱き合いながら受けた中出し後、腿を伝う白濁を優しく拭う指先が、どこまでも愛おしい。いつも笑顔でいた女優の、一番脆い表情と肉体を見せつけられた充実感。終わった後の静かな浴室で、ぽたぽたと湯に混じる精液の音だけが響く。あなたはきっと、この輝いていた女優の全てを飲み込んだ実感とともに、画面の前で深いため息をつくだろう。